PROCESS
タオル製造工程
安心して使用していただけるタオルを
フェミニンのタオルは、各工程のプロが経験と知識を駆使して仕上げております。
みなさまに安心してお使い頂き、心に残るようなタオルを作っております。
ここでは、ひとつの小さな綿から一枚のタオルになるまでの道のりをご紹介致します。

タオルの製造工程

1綿花を収穫・集積する
原材料となるコットンを海外で育て、コットンを栽培します。
春にまいた種は、四方に枝葉を伸ばしながら成長し、夏には花を咲かせます。
コットンボールがはじけ、周囲の葉が枯れたら収穫をします。
枯葉剤などの農薬は一切使用しません。
畑一面、あちこちにふっくらと開いたたくさんのコットンをひとつひとつ手摘みで収穫していきます。
綿花を収穫・集積する
2綿花から種を取り除く
収穫されたコットンボールを工場に運び、種と繊維で分離させていきます。
ひとつのコットンボールから約15~30粒の種が入っており、コットンボール全体の約67%が種になります。分離されて採れた種は、次期の栽培に使用されます。
綿から綿糸を作る
3綿の繊維から糸の状態(綿糸)にする
栽培した綿は、微妙に風合いの異なります。
そのため、綿を均一な品質になるように混ぜ合わせ(混打)、細かいゴミや短繊維を取り除き、一定の太さに引き伸ばしていきます(練条)。
これに軽く撚りをかけながらさらに細く伸ばした後(粗紡)、精紡工程において、所定の撚りと太さの糸に
加工します。
加工された原糸は、コーンと呼ばれる管に巻き付け、コンテナに詰め込まれ、生産地から日本へ船でゆっくり輸送されていきます。
綿から綿糸を作る
4タオルの風合いをよくするための糸加工
日本に到着した原糸は、単糸を2本の糸(双糸)に撚り合わせる撚糸加工をします。
コーンに巻き付けられていた原糸は、この工程を経た後、加工がしやすいように円筒形のチーズ巻きに巻き替えられます。
綿から綿糸を作る
5コットンの持つ吸水性を高めるために精練・漂白・
糊付け
原糸はそのままだと水をはじきます。
コットンが本来持つ吸水性を高めるため、原糸に含まれる細かい不純物や油脂を取り除く作業である
「精練漂白」をします。
精練漂白には、「オゾン漂白」という環境にやさしい漂白方法を採用しております。
また、織機にかけて加工しやすいようにでんぷん糊をつけていきます。
綿から綿糸を作る
6経糸の本数・長さ・張力を整えて整織の準備をする
糸はクリールと呼ばれる機械にセットし、織機にかけるための大きな「伸べ」という糸巻きに巻き取られます。一本一本設計図に基づいて並べられた糸に、適度な張力をかけて巻き取ることで、様々なタオルを織る基本となる伸べができます。
綿から綿糸を作る
7伸べを織機にかけて製織する
先ほど作った新しい伸べを織機にかけて、すでに織機にかかっている糸と繋ぎ合わせます。
約3000~5000本にもなる糸を丁寧に櫛でとかし、手作業でタイイングマシンにセットして繋ぎ合わすと、いよいよタオル織が始まります。
織り終わった生地は、織り傷や汚れがないか確認しながらはずした後、染色工場へ移動します。
綿から綿糸を作る
8洗浄後、裁断し、一枚のタオルに仕上げる
糸についた糊を洗い流した後、真っ白な生地を染色していきます。
反応染料を使用して染色をしたら、生地を洗浄します。
乾燥機にかけてパイルが立ったしっかりとした風合いに仕上がったら、スリッターと呼ばれる機械でタオル生地を裁断していきます。
両端の耳と呼ばれる部分をミシンで縫った後、一枚一枚手作業でカットしていきます。
上下の端はヘムと呼ばれ、ヘムを縫い終えるとタオルはやっと一枚の製品になります。
こうした技術などを通して一枚一枚のタオルに仕上がります。
綿から綿糸を作る
9完成したタオルを検品し、出荷する
完成したタオルは、一枚一枚厳しい基準に沿って人の目と手を使って
検品されます。
織り傷がないか、汚れがついていないか、パイル抜けがないか、変形していないかを丁寧に検査してクリアした製品だけが工場から出荷されます。
綿から綿糸を作る

製造工場の風景

フェミニンのタオルを製造している工場の現場風景をご覧ください。
製造工場の風景
製造工場の風景
製造工場の風景